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ブッシュ大統領暗殺の映画、トロント映画祭で初公開

英国のガブリエル・レンジ(Gabriel Range)監督の作品『D.O.A.P.』が、CG使用のジョージ・ブッシュ大統領暗殺シーン(写真)で、公開前から論争を巻き起こしている。
この映画、メディア向けのプレスクリーニングは一切無しで、本日9月10日(日)、夜8時半からトロント映画祭のパラマウントシアター会場にて、世界初公開。
リアルなドキュメンタリータッチに仕上げたフィクションだ。
2007年のシカゴで経済界要人たちを相手に演説をするブッシュ大統領は、会場に到着したとたんに大規模な反戦デモに遭うが、会場を去る際に何者かに銃撃され死亡する。アメリカ政府(の捜査機関)は、シリア生まれのある男の捜査にのりだすというストーリー。
タイトルの『D.O.A.P.』は、Death of a Presidentの略で、ある大統領の死、という意味。
レンジ監督によれば、これはフィクションではあるが、FBIエージェントや対テロ戦争のターゲットとなっている人々(ようするに敵)に、実際インタビューしたり、入念なリサーチに基づいて作ったストーリー。「センセーショナルな作品」を狙ったわけではないという。
ブッシュ大統領暗殺シーンをいかにも本物のように作り上げたことに関しては、「私たちが日常、メディアを通して遭遇する(いろいろな情報は)こんなものです。それを大げさにやってみただけ」と、映画祭プログラムの作品紹介欄で語っている。
トロント国際映画祭のコーワン副事務局長は、「この作品は、今年わたしが見る映画で一番アブナイ映画になりそうだ。かなり独創的でもある」と公式サイト上で評価。
トロントの後は、英国のテレビ局チャンネル4のデジタル放送MORE4が、10月9日に同作品を放映予定。
同テレビ局は、ホワイトハウスにコメントを求めたところ、まともに相手にできないという理由でノーコメントだったという。
資料:トロント国際映画祭『Festival Daily』、 CTVニュースほか
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